「徳山大五郎を誰が殺したか?」欅学園の闇
「徳山大五郎を誰が殺したか?」は最終回を迎え、徳山大五郎の死の真相が明らかになった。しかし、欅学園の闇がさらに深くなった。
用務員の橋部は、欅学園の副理事長であった。徳山大五郎の遺体は教室から消えたが、橋部が処理したとみられる。人の死体を処理したり、学園中に監視カメラを設置したりと橋部は通常では考えられない行動をしている。
欅学園は裏社会とのつながりがあるのではないだろうかと考えた。
人の死体を処理するルートの存在
欅学園に関係する人物で、消息を絶った人間が3人いると考えられる。
1人目が徳山大五郎と組み、参宮橋校長を脅して金を取ろうとしたジャーナリスト(永岡佑)。
4日目夜に偽警備員(森下能幸)がスコップで殴り、重傷を負ったか死亡したと見られるが、偽警備員が引きずっていった後の消息は不明。
2人目が参宮橋校長(岩松了)。
5日目に裏口入学を斡旋していたことを徳山大四郎と菅井友香に暴かれ、その夜に橋部に土下座している。翌日の6日目には新校長・御堂園かずさが登場し、参宮橋校長が退職したことを話した後、
「ぐばっさん(参宮橋校長)は、もうどこにもいてません!」
と言っている。これは、参宮橋校長はもうこの世にいないことを表しているのではないか。
3人目が、狭心症の発作により死亡し、渡辺梨加によって殺人に仕立て上げられた後、文化祭の片付けの際に姿を消した徳山大五郎である。
橋部が警備員はいないと証言したことから、偽警備員は徳山大五郎に脅迫された参宮橋校長が雇ったとみられる。遺体を処理したりすることは、橋部だけでなく参宮橋校長にもできるということになる。
つまり、殺人や遺体の処理は橋部だけでなく欅学園全体で行っていたと考えられる。